0577 アームチェア 毎日新聞『旧石器発掘捏造のすべて』 〔2002/09/11-20:24〕
0580 RE:『旧石器発掘捏造のすべて』 早傘 〔2002/09/30-23:05〕
| 0577 アームチェア 毎日新聞『旧石器発掘捏造のすべて』 〔2002/09/11-20:24〕〔219.99.87.96〕 |
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毎日新聞旧石器遺跡取材班『旧石器発掘捏造のすべて』2002.9.15発行、本体1600円 まだ入手したばかりなので感想などはいずれ。内容は概ね予想される通りかと。 第１章 ねつ造拡大 一 第二のスクープ 二 四二遺跡告白 三 研究史に潜む因縁 四 偽りの人類史 第２章 進む検証 一 各地の検証 二 日本考古学協会特別委員会報告 三 共同研究者たち 四 広がる影響 第３章 考古学の再生に向けて 一 変わる発掘 二 前・中期旧石器時代は存在するのか 三 考古学の現状と未来 関連年譜 （1981年10月〜2002年5月） 巻末資料 （←協会特別委の委員長報告・会長声明・各部会報告要旨） |
| 0580 RE:『旧石器発掘捏造のすべて』 早傘 〔2002/09/30-23:05〕〔61.210.62.2〕 |
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いかん、次号が出てしまう 立花隆「私の読書日記 ゲーム脳、分裂病と人類進化、敗戦分析」『週刊文春』2002年10 月3日号,2002.9.26，pp.150-151 にて『旧石器発掘捏造のすべて』の書評。立花氏は２つの不満があるとする。第１には、 毎日新聞が“伏せ字”をそのままにし、動機の究明をしていないこと。第２に検証作業が 手間取ったのは宮城県の非協力が原因なのにそれを批判していないこととする。 それぞれは間違いとは言えないけれども、それ以上に、未練たっぷりに問題の局所化を願 い続けた研究者達が一番の障碍だったわけで、なぜそれを批判しないかといえば、それが 立花氏の限界。その立花氏の限界をあらかじめ露に示していた立花本の自己批判を期待し ていたが、無理か。 |