0471 見聞言（2008.01） 早傘 〔2008/02/01-18:55〕
| 0471 見聞言（2008.01） 早傘 〔2008/02/01-18:55〕〔202.208.38.50〕 |
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01月01日(火) 年頭の字の用意はない。「子」を含む字は多すぎる。鼠を含む諺はどうかと調べると意外に少なく、大山鳴動袋の鼠が猫を咬む。では、まあ、面白味がない。やぁめた。 01月05日(土) 報知新聞で広辞苑の件を知る 「広辞苑載る載らないのなぜ…新たに１万語第六版」 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080105-OHT1T00088.htm “項目を増補していくのが基本の広辞苑で、第五版に載っていて削られたのが「上高森遺跡」。２０００年、藤村新一氏による旧石器ねつ造が発覚した宮城県の遺跡は「削るしかないですよね〜。これは」” ぐぐると、朝日には、昨年10月24日の時点で記事が出たらしい。 なあんだ、昨年も関連ニュースはあったんだ。 「ニート・イケメン・うざい」 広辞苑 10年ぶり改訂 朝日 http://book.asahi.com/news/TKY200710230374.html “前回収録した「上高森遺跡」は、発見された石器の捏造（ねつぞう）が分かったので削除した” 参考までに、捏造スクープ班の渡辺雅春氏が1月8日に書いたブログ 「広辞苑と旧石器発掘ねつ造」 http://blogs.yahoo.co.jp/mainichiyoshiokun/29950467.html 01月06日(日) ひとまず開展。しかし、ディスプレイは一部未完成 01月07日(月) 久しぶりの休みにくつろいでいると、固定電話が鳴る。どうせ営業電話だろうな。墓かリフォームかマンションか。え、niftyMobileBB。申し込み月に解約すれば無料で体験できるの。じゃあ、ためしに送って。 01月10日(木) ふぃろそふぃーの国の不老の町へ。名大年測センターシンポをはじめて聴講。ゆっくり出かけたから、大学到着は13時過ぎ。特別講演はパスし、腹ごしらえ。通りがかったアジア系留学生？に食堂の場所を尋ねるが "Nihongowakalanai CanYouSpeakeEngrish?" ごめんなさ〜い (^_^)ノ ええい、ついでだ、キャンパスを探検がてら一周してみよう。東へ進むと、中央食堂と称するうらさびれた建物。いかにも古典的な学食。当然注文はカレーライス。人民大衆貧乏学生の怒りを鼓舞するような、まこと文化財として保護したいほどの古典的学食であった。少し進めば今風の小洒落た学食。次に機会があればこちらも試してみよう。図書館に入らせていただいて、一時間ほど時間をつぶす。書店にはいると、名大出版会のフェア。記念にどれか買おうかと思ったが、荷物が重くなるからやめた。そろそろ時間。会場へ。 【一般講演 セッション2】 15:20〜15:40 宮田佳樹ほか（国立歴史民俗博物館） 「低湿地遺跡における土器付着炭化物の炭素年代測定 −内面、外面付着物の年代差と続成作用、淡水リザーバー効果の検討−」 15:40〜16:00 工藤雄一郎（名大年代測定セ）ほか 「石川県御経塚遺跡における縄文時代後晩期の土器付着物の14C年代測定」 16:00〜16:20 西本寛（名大院環境学）ほか 「14C年代測定による石川県真脇遺跡出土環状木柱列の年代決定」 え、予稿集はないの？ 毎年の年次報告に載っているのは予稿集でなくて発表後の文章なの？ あらまあ。 懇親会は食料／参加者比が丁度いい。名刺交換やら一年ぶりのあいさつやら、件の如し。 大学の近くに適当な宿は無い。今池の入浴施設兼カプセルホテルに泊まる。 01月11日(金) 昼で引き上げて夜は東京で青銅器実年代の話を聞こうかとも考えていたが、結局シンポを最後まで聞く。このまま月曜まで愛知に居続けられたら無駄がないが、土日は仕事。帰東。芋葉のカードが届いている。 01月12日(土) 縄紋暖簾完成 01月13日(日) 午後から休みをもらい、弥生シンポへ。会場は満席。＆発表が始まったところ。討論を聞いて帰る。吉ヶ谷の成立過程が固まってきたようでなにより。 01月14日(月) 早起きして新幹線で西へ。ちょうど芋葉の使い勝手のテストにもなるな。10時前に会場最寄り駅に。TのTTさん、SJのYTさんも同じ電車に乗ってきたようだ。並んで会場へ。芋葉、ここでも使えるとは意外と利用可能地域広いな。 入海�擬阿慮鮓濟鋲洋澗咾鬚瓩阿襦△�約束ともいえるドツキ漫才 http://d.hatena.ne.jp/polieco_arche/20080119 を楽しみ、実物を手に取り、未知の既報告資料を知り、知多の魚を味わい、同方向のお二人と帰る。電車を待つ10分少し、TTさんYTさんは迷わずガード下で老酒と餃子。この世代の人たちには一生勝てねェ (゜_゜;) 帰りの新幹線でノートが電池切れ。あれ、予定が狂った。芋葉は電気食いなのかな。 01月15日(火) 日帰りしたのは今日しか両国に行くチャンスがないから。今年最初の力士弁当は羊君肉のやつ。箱の形が変わっている（実質値上げ？）。芋は館内でも問題なくつながる。ツールを使って空端と消費電力を比較。空端は本当に消費電力が小さいんだな。芋葉も nifty用のカードは旧型で浪費家らしい。新型なら我慢できる程度かも。土俵は波乱無く終り、秋葉淀に寄り道。芋葉の直接契約の説明を聞きパンフをもらう。日常の行動圏では満足に使え速度も素晴らしいが、空端でもそれほど困っていないし、地方に出かけたときのことを考えると空端の契約は切れないなと、色々計算。結論は現状維持。芋葉は予定通り体験のみ。 01月27日(日) 右顧左眄な御噺 01月28日(月) 久しぶりの国図。あとのまつりなれども、昨日までに調べがつかなかった旋毛の研究史の再調査。医学系の古い論文はＤＢが見つからないし、解剖学の事典・図鑑でも扱いがないし、で行き詰まる。異称「毛渦」と知って突破口。なあんだ『人類学・先史学講座』に総説があるのか。燈台暗下。そこから芋づる式に文献を見つけるも、遅すぎた。タイムオーバー。いくつかは後日郵送複写に 01月30日(水) 退勤後、いきつけの大学図書館へ。書庫で昭和女子大の「学苑」のバックナンバーを探す。左隣の棚には昭和薬科大紀要。これはこれはと、10年くらい前の号を拾い読み。ＨＲ田論文は同じ号に“書評”と称するコメントが載っている。これは珍しい。それは左手置き、左翼系民間史家の評伝のコピー。その後、参考図書のコーナーへ。広辞苑の第5版をチェック。なるほど、問題遺跡で掲載されていたのは上高森だけ。座散乱木も馬場壇も未掲載だった。ついでに「文様」の追跡調査。各種国語辞書・古語辞典を調べても、やはり近世に出現した言葉のようだなあ。しかも初出例は「紋様」らしい（国語大辞典による）。むしろ明治・大正の考古系文献こそ「モンヨウ」の用例変化をさぐる恰好の材料かも。もしかしたら「模様」が訛って「もンよう」が起原なのかなあ |